なぜ、眠くなるのか？（睡眠の仕組みについて）
眠くなる要因は、「体内時計」と「睡眠促進物質」の2大メカニズムが大きく影響しています。
1つ目として、決まった時間が来ると眠くなるという「体内時計」によって眠くなるメカニズムです。 多くの人は、夜0時を過ぎると眠くなってくるといった具合に、夜だいたい決まった時間になると眠くなります。 これは睡眠が体温と密接に関わっていることによる性質です。 人には体温が高いときは活動に適していて、体温が低いときは休息（すなわち睡眠）に適しているという本来の性質があり、 この体温のリズムは午前４時ごろに最低体温を記録し、徐々に上昇し、午後７時ごろに最高体温を記録し、 その後低下していき午前４時ごろに再び最低体温を記録するというサイクルを毎日繰り返すのです。
もう１つは、睡眠が不足すると眠くなる、逆に言うと睡眠が足りているときは眠くならないというメカニズムです。 睡眠が不足していると昼間でも眠くなり、眠り過ぎた日は夜になってもなかなか眠くならないという状態になります。
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