朝夜が明けて当初の起きる予定の時刻より数時間早く目が覚める、そこからは寝たくても寝ることができない状態を「早朝覚醒」と呼びます。中年期を過ぎるとまま起こりがちではありますが、世代を問わず気をつけなければならないのはうつ病のチェックです。
何をやるにも億劫だ、いままで大好きだったものに興味がわかなくなった、食べるものや服装など身の回りのことがどうでもいい・・・このような無気力な状態の背景には‘うつ’が潜んでいる可能性があります。「なんとなくこうだから」と放置せずに、思いきって専門医の診察を受けることも大切です。
朝早く目が覚めてしまい、そのままじっとしていられず散歩や家事などを行う生活…。模範的な生活といえるかもしれませんが、通常より早めに‘睡眠ホルモンメラトニンの’分泌が始まり、夜の眠気が早くから起ってしまいます。そのままにして睡眠のリズムがどんどんずれ込むのを防ぐためには、 朝早く目覚めてもカーテンを開けず、1~2時間くらい布団の中で軽い本を読んだり音楽を聴くなどしてくつろぐようにすると良いでしょう。 夜中に目が覚めぐっすり眠れないまま朝早く目覚めてしまう場合は、ストレスが重なる生活になっていないか、生活のリズムが‘早起き編重’になっていないか、または安眠できない就寝環境になっていないかなどを、見直してみてください。
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