日々仕事のプレッシャーに対峙していると、自分が気付かないうちにストレス反応がでていることが少なくありません。仕事によるストレスが自分のキャパシティを上回っていると、オフタイムにも心身の緊張が解けず、眠りにつこうとしてもスムーズな入眠ができなくなる可能性があります。眠るためにはリラックスをつかさどる副交感神経の働きが優位になる必要があります。心身の緊張はこの副交感神経の働きを抑えてしまうのです。
仕事や職場の人間関係で過度なストレスがある場合、趣味や運動などで仕事から意識を離す時間を持つようにしましょう。自分なりの気分転換を見つけることはストレスと付き合う上でとても重要です。
また仕事が忙しくて毎日十分な睡眠時間を確保できないこともこの世代の特徴。 睡眠不足を感じたら昼休みに短い仮眠をとるなど別のところでリカバリーする、あるいは限られた睡眠時間でもその質を高めるなどして、疲れを溜めない努力を心がけましょう。長い目で見るとパフォーマンスの向上につながります。
一日中パソコンに向かって業務を行っている方は、夜間も目から光の刺激を浴び続け体内時計が狂ってしまうということが起こることもあります。その結果体は疲れているのになかなか寝つけないという事態に陥ります。できるだけ夕方以降はPC画面に触れる時間をセーブしたり、遠くを眺める休憩を多く挟むようにするなど、目からの刺激を緩め脳をいたわってあげましょう。
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