カフェインとアルコールとの上手い付き合い方
・アルコールは、ほどほどに
アルコールは、脳の覚醒中枢を麻痺させることで、催眠作用を発揮します。少量のアルコールなら、寝つきがよくなり眠りも深くなりますが、途中で目覚めやすくもなります。目安は、日本酒1合、ビール大瓶1本、ワインはグラス2杯までと言われています。
・カフェインは、眠る4時間前までに
コーヒーなどに含まれる興奮作用があるカフェインは、若い人で1~2時間、高齢者では4~5時間以上、体の中に残ります。
カフェインに弱い体質の人は、夕食後に飲むものをノンカフェインの麦茶やハーブティに変えましょう。
カフェインには利尿作用もあるので、夜中にトイレに行きたくなって目覚める原因ともなり、興奮作用とダブルの理由で安眠の阻害要素です。
特に高齢者の方は、午後3時以降はカフェインを含んだ飲み物は控えたほうが良いとも言われております。
ハーブティーでゆっくりとリラックス
眠りにつく1時間くらい前に温かいハーブティーを飲むと、やさしくゆっくりと体温を上げてくれるので、心身ともにリラックスして自然な眠りに落ちることができます。
【睡眠に効果的なハーブティー】
■カモミール
精神をゆったりと落ち着ける作用があり、ストレス解消にもなります。
消化を促進して体をゆっくり温めるので、お休み前にはおすすめです。体が冷えてしまって眠れない時も、体があたたまるのでよく眠れます。
■ラベンダー
緊張を解いて精神を落ち着かせ眠気を促します。
■バレリアン
昔から睡眠とリラックスに効果があるとされています。気持ちを落ち着かせてストレスを解消することによって、心地よい眠りに誘導してくれます。
■ペパーミント
胃腸の働きを促進して消化を助けてくれる作用があります。食べすぎて胃がもたれてしまいそうな時にペパーミントのお茶を飲んでから寝れば、ぐっすりと眠ることができます。
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