しっかり睡眠時間をとっても「寝足りない」「眠った気がしない」という方(熟眠障害)や 家事や仕事に忙しく、物理的な睡眠時間が足りないという方にとって、 眠りの質を高めることはとても有益です。 慢性的な睡眠不足があるのに、これに気づかず、睡眠不足の弊害が出て 3か月以上続いている場合は、睡眠不足症候群と呼ばれています。
人は眠りについて目覚めるまでの間に、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。 このふたつは90分を周期に交互に起こり、眠り始めはノンレム睡眠という深い眠りであることが多いです。 目覚めが近づくにつれ眠りの浅いレム睡眠の時間が長くなり起きる準備をしていきます。ノンレム睡眠の間は脳を休め、 レム睡眠の間に体を休めていると言われていて、どちらも体を健康に保つために大切です。 一晩の眠りのサイクルとしては、深いノンレム睡眠の後レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すパターンが質の良い眠りだと言えます。
眠りの質を高めるためには、部屋の温度や明るさ、音など就寝環境を整えてあげることが重要です。 そして起きる時間と眠る時間のリズムを体に覚えさせること、眠る前の刺激は避け体を‘眠たい状態’に持っていくこと、 こういった意識を持つことで眠りの質は大きく向上します。
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