睡眠時間は足りているのに、疲れがとれない
Q:日頃から健康のために、意識的に十分な睡眠時間を確保するように心がけています しかし、疲れがとれません。どうすればよいでしょうか?
A:睡眠は時間とともに質がとても重要になってきます。
眠りが浅いと、睡眠時間が足りていても疲れがとれません。
睡眠環境と生活習慣は問題ないか、確認してみてください。
寝床の周りが明るすぎたり、音がうるさかったりと睡眠環境に快適な睡眠を妨げる要素はないか、
眠る直前までテレビを見ていたりと、リラックスできていない状態で眠りに入ったりしていないか、など、
睡眠の質を悪くする要因を取り除いていくとよいでしょう。
必要な睡眠時間は個人ごとに違う
人間に必要な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか?
統計的に、日本人の平均睡眠時間は、7~8時間の人が約35%で最も多く、8~9時間が約25%、6~7時間が約20%だと言われています。
1日に8時間寝なければならない、などと考えている人が少なくありません。
そのような人は、自分は6時間しか寝ていないから睡眠不足だと思い込みます。実は、人間が必要とする睡眠時間は「一日●時間」だと決めることはできません。
必要な睡眠時間は個人差が非常に大きく、年齢、性別、季節、生活環境、職業などによって変わるのです。
5時間で十分な人もいますし、逆に10時間は寝なくては、という人もいます。また、同じ人でも生活環境によって睡眠時間は変わります。
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