日中の運動は大切
日中にアクティブに行動していれば、夜には自然と眠気がきてぐっすり眠ることができます。
健康のために「たっぷりの休息」と「しっかり活動」のどちらも必要で、両方のバランスがとれていることが大切です。
特に、オフィス内でパソコン画面と向き合ったまま、1日を過ごす仕事の方は、本来活動的であるべき日中に、神経や目ばかり酷使して体力を使わないでいると身体のリズムに狂いが生じてしまいます。
激しい運動を行うというよりも、普段より歩くように心がけるなど、 軽い運動を毎日の習慣にすると安眠に効果的です。
寝不足や疲労で、「だるい」「だらだらしていたい」と思う日もあるかもしれませんが、病気ではないのであれば、昼間はできるだけ積極的に活動して、夜にぐっすり眠る生活習慣をおすすめします。
■上手なウォーキングのポイント
1)腕を自然に振る
2)背筋を伸ばして歩く
3)視線は下ではなく、常に前を向く
4)かかとから着地する
帰宅するときに、一つ手前の駅で降りて歩くのも非常に良い習慣になります。それができない人は近所の公園まで散歩がてら早足でウォーキングをすると良いでしょう。
歩くこと自体を目的として、「歩くこと」を積極的に楽しめるようになると効果が期待できます。
数分だけ歩いてもあまり効果は期待できないですし、1時間となると長続きしません。
一日に少なくとも15分、できれば30分程度を目安にウォーキングを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、こうしたウォーキングは体と脳を刺激するため、寝る直前に行うのはNGです。
夕方から寝る3時間前くらいまでの間が理想的です。
ウォーキングによって血行がよくなって体温が上昇し、2~3時間程度で体温が下がってきます。こうした体温の上昇と下降があるとスムーズに眠りに落ちることができます。
なお、ウォーキングをジョギングにしてしまうと、運動レベルが激しすぎてかえって体を興奮状態にしてしまいますので、あくまでもウォーキングにとどめるのが快眠の秘訣です。
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